松明あかし 須賀川・二階堂家の悲劇と女城主大乗院の物語(国分ヒサ)を読みました

福島県の戦国時代の勢力関係と流れがまるきりつかめません。
昔は境界線が違うので、三春町史だけでは全体像がつかめないので、郡山市史、そして2月10日 月曜日には近所の図書館に須賀川市史の閲覧に行ってきました。
(都立中央図書館から本を協力貸出というのでしょうか、それをしていただいても館内閲覧のみなのです。)
郷土史は市町村によって内容や編集に差がありますが、須賀川市史はよくまとまっていて、戦国時代、二階堂家の支配の様子が分かります。

一方で、松明あかし 須賀川・二階堂家の悲劇と女城主大乗院の物語(国分ヒサ)を読みました。
この本、すばらしいです。なんといっても、児童文学のジャンルなので、文字が大きく、すぐ読み終わります。それでいて、二階堂滅亡までの、各領主との闘い、勢力関係、婚姻関係が分かるという優れもの。結局、伊達政宗がすべてを倒して、終わり!!ということですが。

須賀川市史に、各地の二階堂家という項目 渋川の二階堂家 に、二階堂ヒサさんというのがあるので、きっとこの方が結婚して国分さんになったのでは?!と思います。
仙台藩家臣に国分氏というのがいるので、国分さんも名家でしょう。